ガルーダ航空GA881便は11時成田発……のはずでしたが、やっぱり離陸は少し遅れました。今回で見た映画は、『Uptown Girls』。ブリタニー・マーフィの世間知らずで大人になりきれていないベビーシッターとダコタ・ファニングの異常に大人びた潔癖性の少女が反発しながら徐々に心を通わせていくというコメディーで、ブリタニー・マーフィが表情豊かでとても魅力的。ちょっぴりほろりとさせつつ幸せな気分にさせてくれるとてもいい映画でした。
18時頃、ングラ・ライ国際空港に到着。入国手続を終えて外に出るとプラカードを持ったガイドが待っていました。Bali Discovery Toursのグナワン氏(略してグン氏)です。簡単に挨拶を交わしてさっそく車に乗り込み、摂氏30度近い熱帯の空気の中をウブド目指して出発しました。道すがらいろいろ説明を受け旅程の確認をしながら窓の外の景色を眺めましたが、実は私はバリ島には2回目。しかし前回来たのは実に18年前で、そのときは海岸リゾートのヌサ・ドゥアにステイしたのですが、当時の空港や道路、町の様子などはほとんど覚えておらず、あたりの景色は初めて見るのも同然です。
空港から約1時間、空がようやく暗くなってきた頃、ウブドの中心部からはずれたところにあるマヤ・ウブド・リゾートに到着しました。下の写真のようなとても綺麗なエントランスを抜けて吹き抜けになったロビーでチェックインをすませ、グン氏と別れて部屋へ荷物を置きます。今回はちょっと奮発してヴィラ形式で予約してあり、ホテルの建物から敷地内を少々歩いたところにある独立したヴィラは広く天井の高い部屋に天蓋付きのツインベッド、やたらと広いバスルームがゆったりした雰囲気でゴージャスです。さっそくレストランに遠征してビュッフェ形式の夕食をとりましたが、35万ルピアもかかったためF女史が「バリ島で食事にこんなにお金を使ってはイカン!」とおかんむり。明日からは緊縮財政でいくと宣言されてしまいました。しかし、日本円にすると一人2千円ちょっと(しかもビールとグラスワイン付き)でしかないんだけどなぁ。

部屋に戻って、ベッドの中で耳をすませてみると、天井からはヤモリの「チッチッ!」というかわいい声、外では様々な虫の音、そして遠くからはガムランの響きも聞こえてきて不思議な気分です。それらの音を聞くともなしに聞いているうちに、さすがに移動の疲れが出たのか、いつの間にかぐっすり眠りこんでしまいました。