2009年05月

赤衣

今日予定していた沢登りは、雨天のため延期。そんなわけでクライミング仲間Y女史と誘い合わせ、荻窪のB-PUMPへ行ってきました。湿気を帯びたホールドにもかかわらず、今日のY女史はなかなか調子がよく、とうとう彼女としては初のインドア5級をゲット!しかもたった3便で登れたのは、たいしたものです。Y女史もたいへんなご満悦でありました。

Y女史

その秘訣はこれ。赤い阿修羅Tシャツです。ここぞというポイントでは、プリントの手が実体化してホールドをつかんでくれるというすぐれもの。クライマー垂涎の一着と言えましょう。

阿修羅Tシャツ赤バージョン

……というわけではもちろんなくて、実は週一ながらコソ練を地道に重ねていたのだそう。やはり、努力は必ず報われるということですね。

ナタラジ

11時から14時半までみっちり練習した後は、荻窪駅近くの「ナタラジ」で遅い昼食&軽い祝杯。

マムートストア表参道

ついで向かった先は、マムートストア表参道。私のお目当ては……。

クラッシュパッド(1)

クラッシュパッド(2)こちら、ソーホークラッシュパッド(100(W)×9(D)×120(H)cm)です。

クラッシュパッド(3)

こんな感じでコンパクトにたため、荷物もその中にほうりこめて、かなり便利そう。よ〜し、これで御岳にもどんどん通えるぞ(シーズンは終わってしまったけれど)。ただし、そのままこれを背負って自宅まで歩いて帰ったのですが、いくらコンパクトとは言っても表参道〜渋谷のオシャレな街並みの中では違和感ありあり。デート中とおぼしき善男善女の奇異の視線を浴びながら歩くのは、ちょっと恥ずかしいものがありました。

[2009/05/30]

叡智

日中、新橋演舞場で歌舞伎を観たあと、いわゆる銀ブラ。お天気はすっきりしないものの、歩行者天国を自由に歩くのはやはり気分がいいものです。

銀座歩行者天国

ふと目に留まったのが、鳥取県の物産を並べているアンテナショップ。中に入ってみると、何やら霊験あらたかそうな(?)ドリンク群が置いてあります。ちょうど明日は駅伝を走ることになっているので、出走前に皆で飲もうと大量に購入しました。果たしてその効果のほどは……?

銀座歩行者天国 ←click!!

ふらふら歩いて辿り着いたのが、カレッタ汐留内にあるブルガリア料理の「ソフィア」。そういえばブルガリアって、ルーマニアの北だっけ?南だっけ?ハンガリーとの位置関係は?みたいな会話を交わしつつ入ろうとしましたが、入口すぐ中に琴欧州関の等身大の写真があるのに一瞬びびります。

ソフィア

しかしそこを我慢して奥に入ると、お店の中は何やらよさげな雰囲気でした。

ソフィア

いただいた料理は、こんな感じ。ちなみに17時まではランチメニューで、たいへんリーズナブル。

ソフィア

お買い得なワインのセット。それぞれに個性的なお味。

前菜のハム

前菜のハムとサラダ。添えられているヨーグルトの酸味がgoodです。

タラトル

ヨーグルトのスープ「タラトル」。冷製で、ヴィシソワーズに似た感じですが、みじん切りのきゅうりの食感が不思議。

サルミ

メインのロールキャベツ「サルミ」と魚、つけあわせの温野菜。美味!

カヴァルマ

相方が選んだのは、煮込みオーブン焼き料理「カヴァルマ」。

デザート

デザートもおいしくいただきました。これだけ食べて飲んでコーヒーもついて、ひとり税込み4,480円はお値打ちと言えましょう。

[2009/05/23]

用意

以前、「○○する用意がある」という言い回しは嫌だという趣旨のことを書いたのですが、どうやらこれは「I'm prepared to ...」の直訳らしく、本来は「覚悟ができた、……する意志がある」と訳すべきであるようです。このことを、いつもRSSでチェックしているブログ「GetUpEnglish」の5月20日の記事で知ったのですが、たとえばこんな感じ。

"I'm prepared to do anything you order me to, Suzanne."
"Okay. You can start with massaging my shoulders, Kamiji."

「スザンヌ、君の言うことは、なんでもするよ」
「わかった。上地、じゃあ、まずは肩をもんでよ」

決して

「スザンヌ、君の言うことは、なんでもする用意がある」

ではないわけです。「○○する用意がある」というとそもそも日本語としてこなれていない上に、なんだか上から目線というか、「してやってもいいぜ」というニュアンスを感じてしまったのですが、本当はもっとはっきりと前向きな意思を示す言葉だったわけですね。だとすると、日本人が自らの発言として日本語で「○○する用意がある」と言うのは、なんだかおかしなことになりそうです。

ボルトキット メトリウスTCU

ちなみにこれらは、先日発注して本日届いた山道具=ボルトキットとメトリウスTCU。知らない人は知らないし、知っている人には何をいまさらなギアではありますが、これらを用いて、よりシビアなアルパインルートに挑む用意がある……なんて言ってみたりして。

[2009/05/22]

注進

有言実行。

昨日のDJ道場の帰りに第三福ちゃん復活の確信を得た私は、この日、夕方暗くなってから単独で行ってみました。その結果は、ご覧のとおり。

第三福ちゃん(1) 第三福ちゃん(2)

カウンター内のこわもてのおばちゃんも前のままでしたが、今日に限っては微妙に愛想がよく、その滋味溢れるだみ声が観音様の教えのように思えました。

第三福ちゃん(3)

帰宅してから、第三福ちゃんフリークのY女史に早速ご注進。その後、興奮気味のケータイメールが数往復したことは言うまでもありません。

[2009/05/16]

渾身

5月15日、渋谷の「Lazy Workers Bar」で、マイミクrobin☆&Micky presents 「駆けつけ3曲」超マッタリDJイベントに参戦。普段聞く側の人たちもとにかく自分の好きな3曲を用意して、全員参加で音楽を楽しもうよ、という企画です。しかし、まったりといいながら主催者からの指示は「各自『渾身の3曲』を選び、参集下さいませ。」。渾身の3曲……プログレ好きの自分としては、3曲で1時間程度かな?と瞬時に計算してしまったのですが、もちろんそんな暴挙が許されるはずもなく、合計12分程度に収めることを心がけました。その結果の選曲は、次のとおり。一見ばらばらですが、実は「パワフルなイントロ」という共通項を意識したものです。

Who Else!- What Mama Said / Jeff Beck / "Who Else!" (1999年)
Jeff Beckが珍しくキーボードプレイヤーを起用せず、ソリッドに仕上げたギターアルバム。ただし、曲によってはもう一人のギタリストJennifer BattenのMIDIギターがシンセサイザーをコントロールしているので単調さはまったくありません。そしてこのアルバムの冒頭に置かれたのが、Jenniferの強烈なツーハンド・タッピングが印象的な「What Mama Said」です。
The Green Album- Green Face / Eddie Jobson - Zinc / "The Green Album" (1983年)
一転してこちらはプログレ人脈のEddie Jobson。Zincというバンド名義になってはいますが、事実上彼のソロアルバムと言ってよく、得意のキーボード、ヴァイオリンに加えてヴォーカルもEddieです。このアルバムは後の『Theme Of Secrets』に通じるアンビエントなパートとロックテイストに満ちた曲とが混交していて、ちょっとまとまりに欠ける気がしているのですが、少なくともこの「Green Face」は、力のあるリズムに乗ってEddieのかっこいいヴァイオリンソロやアイデアに満ちたキーボードプレイが聴きごたえ十分です。
How To Dismantle An Atomic Bomb- Vertigo / U2 / "How To Dismantle An Atomic Bomb" (2004年)
この日はiPodユーザーも多そうだったので、3曲目はまさかのU2「Vertigo」。文句なしに気合の入る曲で、Edgeの珍しく分厚いギターもさることながら、うねるようなベースが私はお気に入り。しかし前から不思議なんですが、イントロのカウントはどうして「1(uno), 2(dos), 3(tres), 14(catorce)」なんでしょうか?

この日は私も含め「にわかDJ」となった人も多く、マイミクもこもこさんなどは最初のうち「緊張してきた!吐きそう!」などと言っていましたが、そこはにわかDJ同士の連帯感でカバー。3曲終わると選曲者に対して拍手を送り、お互いの健闘(?)を讃え励まし合ういい雰囲気でイベントが進行しました。私の曲が終わってやまげんさんに交代するときにも「お疲れさまでした!」「がんばって下さい!」とエールの交換が行われ、なんだかDJイベントというよりDJ道場(=DoJo?)みたいな感じです笑

Lazy Workers Bar

そんな中、いしこさんのラテンな選曲やもこもこさんのメタリックな楽曲も楽しく聞きましたが、Mickyさんが連れてきた会社の先輩が、お堅い業種にもかかわらずプログレファン。ひとしきりプログレ談義に花が咲いたあと、意外な曲を次々に聞かせていただきました。さらに……

Crises- Moonlight Shadow / Mike Oldfield / "Crises" (1983年)
イベント終了時刻までのつなぎで一曲かけさせていただいたのが、Maggie Reillyのヴォーカルがとても美しい「Moonlight Shadow」。歌詞は悲痛な内容ですが、そう感じさせない流れるようなメロディラインと上品なギタープレイが聞かせます。

とにかく、手作り感があって、フレンドリーで、楽しいイベントでした。音楽がメインということにはなっていますが、むしろこれを媒介にして集まった人たちがみな気持ちのいい人たちばかりだったのが嬉しくて、これは主催者の人柄を反映しているんでしょうね。企画してくれたMickyさん、robin☆さん、ありがとうございました。このイベント、毎月あってもいいなあ。

楽しかったイベントも23時にはお開きとなり、バーを出て坂道を下ったところで目にしたのはこの光景。

福ちゃん復活?

えっ、「魚がし福ちゃん」が復活している?閉店のお知らせを見て慟哭したのはつい数ヶ月前だったはずですが、この日貼られていたのは従業員募集の告知でした。これは嬉しい驚きです。第三福ちゃんも再開しているかどうか、さっそく確認してみなくては。

[2009/05/15]

青壁

5月10日、沢登り日和の暑い日になぜかジムへ。すなわち、渋谷に新しくできたボルダリングジムPEKIPEKIを偵察してみたのですが、陽光が白い壁を照らして明るいオシャレなジムで好感度大。窓の外のケヤキ並木の緑も目に優しく、いい感じです。ただし、狭いといえば狭いのが玉に傷。

PEKIPEKI

場所は、渋谷から明治通りを原宿方向へ徒歩10分ほど。ビルの谷間に白い外壁と赤黒のマムートのマークがある細いビルですが、奥行きがそこそこあり、その奥行きを活かしてウォールが設置されています。1階は受付と初級〜中級エリア、2Fは中級エリアと上級エリア、3Fはキッズエリアと休憩スペースです。

外からの眺め 1F 2F中級エリア 2F上級エリア 3Fキッズエリア 3F休憩スペース

マムートがサポートしているジムなので、こんなホールドも……。

マンモスのホールド

今なら入会金1,000円がマムートストア表参道の1,000円オフ券というかたちで帰ってきます(ただし5,000円以上お買い上げの場合に限り有効)ので、ものは試しで行ってみてはどうでしょう。

ちなみに、近くの宮下公園にはこんなシュールなウォール(?)もありました。なんなんだ、このセンスは汗

シュールなウォール?

さて、ひとしきり練習したあとでいったん帰宅し、シャワーを浴びて出直したのは、六本木のインボイス劇場。話題の「ブルーマングループ」を観るためです。

インボイス劇場入口 青いインボイス劇場の壁 エントランス

顔を真っ青に塗った3人のパフォーマーが、打楽器演奏や各種パフォーマンスを大音量のロックサウンド(Ds, Perc, Key/G, Stick/B)に乗せてまったくセリフなしにマイムだけで次々に見せるのですが、客席の前部が「ポンチョシート」となっていてビニールポンチョの着用を求められることからもわかるように、ペイントやら食べ物やらがどんどん飛んできてお客は巻き添えを食うことになっています。

恐ろしい注意書き

その上、ブルーマンがずかずかと客席に分け入ってきて至近距離で見るとフツーに怖いですし、中にはステージに引っ張り上げられる客も。そのうちの一人は品の良さそうな年配の女性で、ステージ上にブルーマン3人と共に並んで座ってコミカルなパフォーマンスに上手に参加していましたが、もう一人、若い男性の方は白いつなぎを着せられて楽屋に引っ張り込まれ、スタッフの手で全身に青い絵の具をぶっかけられて逆さ吊りにされ、人間魚拓をとられるというハードなプレイの餌食となっていました。恐ろしい……(楽屋に入ってからの映像が本当に彼かどうかはここでは詮索しません)。

チラシ(表)チラシ(裏)

ひとつひとつのパフォーマンスもそれぞれに練られたものでしたが、なにより3人の作り出す「間」が何とも言えず絶妙で笑えました。勇気がある方は、ポンチョシートでの観覧をお勧めします。ただし、汚れても良い服装で。

[2009/05/10]

吉幸

5月9日、友人と浅草で差し向かいでの飲み会。雷門は相変わらず外国人ばかり、そして浅草寺の本堂は工事中でした。

雷門

入ったお店は、その浅草寺のちょっと横手にある「吉幸」。昔は「暮六つ」という雰囲気のいいお店がこの古民家風の構えの中にあって時々行ったものでしたが、「吉幸」になってからは初めてです。

吉幸

会席料理もとても上品でおいしかったのですが、ここの売りはなんといっても津軽三味線の生演奏。我々が入店したのは18時前で、お客はほかに誰もおらず、ちょっと早かったのかな?と思いながらお酒と食事と会話を楽しんでいたのですが、18時半の演奏タイムになったときに店員さんがおもむろにやってきて「お客様、実は……。」。要するにこの日、我々だけの貸し切り状態だったそうで、三味線弾きの方も通常のステージではなく我々の席の目の前に即席で場所をしつらえて、超接近遭遇状態のド迫力で演奏してくれました。

津軽三味線

演奏して下さったのは阿部金三郎さん、まだ若いですが平成17年の津軽三味線コンクール全国大会優勝者だそうです。至近距離で華麗なベッコウの撥捌きや左手の派手なプリングオフ(とは言わないでしょうけど)を拝見でき、ラッキーでした。

箸置き

ふと気付くと、箸置きも三味線の形。それなりのお値段のお店ではありますが、遠来の客をもてなすときなど、これからも折々に利用してみようと思います。

[2009/05/09]