2007年01月

海軍

午前中に横須賀で一仕事終えたあと、ランチを横須賀名物の海軍カレーにしてみました。

よこすか海軍カレー館

こちら「よこすか海軍カレー館」が目指すお店。

店内(1)

白い部屋は「館長室」ではなくて「艦長室」。ちなみにカラフルな灯火は、緑が右舷、赤が左舷を表しますが、このように一緒くたでは意味がありません。

店内(2)

旭日旗が翩翻とひるがえって……は、いません。

メニュー

辛いのが苦手な私はウェイトレスさんに「どれがマイルドですか?」と聞いたところ、一番上の「元祖よこすか海軍カレー」を勧めてくれました。

元祖よこすか海軍カレー

こちらがそのカレー。小麦粉でとろみのついた日本式。お味は本当にマイルドでまったく辛くない、のでさすがにこれだと物足りません。ミルクにはカルシウムを、サラダには葉酸を補うという意味があるのだそうな。

食べ終わったあとで、同行していた同僚から「次はぜひ『激辛いかすみカレー』に挑戦して下さい」と言われましたが、ちょうどそこにやってきたウェイトレスさんが笑いながら「『いかすみカレー』は辛いですよ〜。ときどきお客様に怒られます。」と解説してくれました。そ、そんなに辛いのか?しかし、激辛とちゃんとうたってあるのを注文しておいて、辛すぎるからとクレームをつけるというのはいかがなものか。

ところで、このエントリーを書くにあたりWikipediaで調べてみたところ、Wikiの「海軍カレー」の稿はその歴史やレシピが手際よく記されていて、なかなか勉強になります。そして、記事の下の方に現代の海軍カレーである「海上自衛隊カレー」も説明されているのですが、この項になると筆者はなぜか急に冷静さを失って、海上自衛隊カレーは、味・コク・香り・ボリュームの4拍子全てが高レベルであり、一般の洋食屋にあるカレーの追従を許さない。とか実際、海上自衛隊カレーの味に惹かれて海上自衛隊に入隊する者もあり、中には自らの職種を給養員として、海軍カレーの伝統継承に人生を投じる者までいるのである。と異様に力がこもった記述となります。必見。

[2007/01/26]

満腹

今日は朝のうち雪がちらついていました。初雪、ということになるのでしょうか。

午前中に練馬高野台のクリニックでリハビリしてから、渋谷でF女史と待ち合わせて、公園通りの上海料理「WANG'S KITCHEN」でランチ。以下はその顛末。

入口

公園通りを上っていって右側の角に、ちばてつや氏の絵が目立つ入口があります。

歓迎光臨

階段を下りると「歓迎光臨」の絨毯と右奥の鉢になぜか金魚。

店内

店内は明るすぎず暗すぎず、落ち着きます。

前菜と紹興酒

前菜と紹興酒。キュウリににんにくの味がしみていておいしかった。

長春巻

「長春巻」=ぷりぷりのエビとカニが詰まっていて、そのままいただいてもおいしい。

上海生煎包

「上海生煎包」=焼いた小龍包、ということかな?これも美味。

毛氏紅焼肉ほか

右から時計回りに、「毛氏紅焼肉」=毛沢東が好んだ豚の角煮、「四季豆」=いんげんの四川風炒め、「腰果鶏丁」=鶏肉とカシューナッツの炒め物。だんだんお腹が一杯になってきて、紹興酒を追加注文。

スープ

魚の頭をじっくり煮込んだスープ。柔らかくて濃厚な味わいが抜群にうまかったのですが、そのボリュームに圧倒されます。これ、本当に二人前なのでしょうか?

炒飯

これはレタスと卵の炒飯ですな。

デザート

とろりと甘く、しかし意外にさっぱり感もあるデザート。成分は、謎です。

「美味」とか「おいしい」とか、我ながら料理のおいしさを伝えるボキャブラリーが乏しいのにがっかりしますが、とにかく満足。これで3,000円のコースなのですから、信じられません(もちろんアラカルトもあります)。本当はこの後東京国立近代美術館で漆工芸品の展示を見ようと思っていたのですが、すっかり満腹になった上に紹興酒が回ってしまい、ふらふらになりながらそのまま家路に着いたのでした。

[2007/01/20]

品質

日ごろチェックしているブログ「まるちゃんの情報セキュリティ気まぐれ日記」で、話題の不二家の件が取り上げられていました。不二家はISO9001(品質管理規格)とISO14001(環境管理規格)の認証を受けているのですが、消費期限切れの原材料を使った洋菓子を製造・出荷した事件を受けて、経済産業省が認証機関に対して臨時審査を求めたというもの。相も変わらず個別事案に口を出したがるMETI……という点はさておいて、目を疑ったのは上記ブログに紹介されていた以下のくだり。

不二家は11日の会見で、「埼玉工場はISO認証を受けており、廃棄物が一定量を超えると、是正報告書を書かなくてはいけないため、(消費期限切れの牛乳を)捨てづらかった面もあったようだ」と釈明した。この点についても、〔(財)日本適合性認定〕協会は「ISOは、品質管理や環境への配慮を目的としているのに、体裁を整えることを優先しては本末転倒」と事態を重く見ている。

いやー、この「釈明」はちょっとまずいですね。記事通りなら少なくとも工場の現場がISO認証の目的を履き違えていることは一目瞭然ですが、発言者が「そうした心情は理解できる」的なニュアンスを出してしまったのだとしたら、いくらなんでもマスコミ対応における危機管理意識がなさ過ぎます。公表遅れが発覚した時点でマスコミは最初から犯罪者扱いで企業に接してきているのですから、そこからリカバリーするためには未来に向かって消費者を味方につけるような情報を発信し続けなければならないはず。それなのに上記の発言では、火に油を注ぐようなものです。せめて「もったいない(©ワンガリ・マータイ女史)と思った」くらいにしておけば……というのもムリか。いずれにせよ、これは明らかに広報担当者がするべき仕事をしていないですね。ちなみに、法務担当の仕事の本質はリスク管理・危機管理なので、私も広報全般について「一般教養」程度の知識は持ち合わせていますが、この事故発生時のマスコミ対応くらい経営者と広報・法務両担当者の緻密な連携が求められる場面はありません。

また、不二家の商品が一般の商品に比べて高いかどうかは承知していませんが、ブランド力のある商品に対して消費者がより多くの対価を支払うのは、その背後にあるより高度な品質管理システムのコストが価格に転嫁されることを消費者が承諾している面もあるはずで、そういう意味では品質管理の失敗は消費者との信義則違反ということも言えるかも知れません。その観点から、ここで紹介しておきたいのは、kuroさんのお店のケーキの話。いまや北浦和にこの店ありとWEBでの評判も高い洋菓子店「くるみの木」立ち上げ時の話をkuroさんに聞いたことがありますが、まだ知名度もさほどなく固定客がついていなかった頃から、基本的に残ったケーキは当日中に全部処分していたとのこと。先月、mckeeの誕生ケーキを注文したときにもkuroさんから「その日のうちに食べるかどうか」の確認があって、翌日以降に食べることになる旨を伝えると、用意してくれたのは風味があまり変わらない洋梨タルト。kuroさん、さすがです。

kuroさんの店で当たり前のように行われている(でも本当はたいへんな)誠実なものづくりの姿勢が日本の企業の競争力の源泉であったはずなのですが、うーん。

[2007/01/16]

刺身

再び行ってまいりました、渋谷「魚がし福ちゃん」。山仲間のえびさんと山ヤ先生、それに山ヤさんの奥さんのカエさんとの総勢4名で、もちろん目当ては名物のウニです。

ウニ

頼むのは一人一品ずつね、ウニは私が責任を持って平らげるから、皆さんそれぞれ自分の好きなものを注文して下さい、と私からのワケのわからない講釈を受けて、例によって値段の書いてない恐怖のお品書きとにらめっこの皆さんでしたが、店員のおばさんのちょっと強引なリードもあって「ウニ」「ハタ」「イカ」「貝盛り」の4品がテーブルに並びました。

ハタ イカ 貝盛り

四品勢揃い

山ヤさん えびさん

お値段ひとしきり撮影会が終わると、あとはひたすら魚たちとの格闘が続く……と言いたいところですが、考えてみると魚と呼べるのはハタだけです。ともあれ、きらきら輝くイカやカラフルな貝は綺麗だったし、もちろんハタもウニも美味。

しかし、刺身ばかりの1時間半の後にはちょっと炭水化物が欲しくなります。しからばと道玄坂を上がって道頓堀劇場の前を通りラーメン「喜楽」に行ってみましたが、あいにく既に閉店。さらにその奥のあやしいカレー屋「ムルギー」も閉まっていて、なんとなく小腹を空かせた状態で解散ということになりました。

最後はちょっと残念でしたが、皆さん、メインディッシュの「ウニ」には満足いただけましたでしょうか?

[2007/01/15]

施術

午前中、練馬高野台の「松本クリニック」で腰のリハビリ。痛むところを指圧だけで次々把握し、施術していく医師の腕前に舌を巻きます。なんでわかるんでしょうか?と聞いてみると、誰でも触ればわかりますよといとも簡単に言われましたが、やっぱり不思議です。ここには今月中毎週土曜日に通う予定。2月の連休までにはザックを担げるようになってほしい。

リハビリが終わって近隣在住のクライミング仲間Y女史と待ち合わせをし、駅の反対側の「ボラーレ」でイタリアンなランチ。住宅街の中にぽっかり建っているこのレストラン、初めて入りましたがお勧めできます。三種のランチの中から一番リーズナブルなAランチ(サラダ・パスタ・パン・コーヒー)にドルチェをつけて1,200円。サラダのトマトが信じられないくらいおいしかったし、ペンネもグー。自家製と思われるデザートにもこだわりがある様子。写真を撮ればよかった。

その後、武蔵浦和に移動してエナジー・クライミングジムでボルダリングとトップロープで4時間あまり練習して、夕食は池袋の「サイゴン」でベトナム料理。食べて遊んで、充実した土曜日だったなー。メインイベントのリハビリが霞んでますが……。

[2007/01/13]

教祖

うーん、欲しいぞiPhone(日本で使えるかどうかは別の話)。

詳しくは、こちらから我らが教祖、Steve Jobs様のお言葉をお聞き下さい(要QuickTime)。

これ、ムービーではなく生で見て聴いてみたいですね。そして、こんなわくわくするような魅力的なプレゼンテーションを自分もしてみたい。

[2007/01/10]

甘王

今日は穏やかな日和でしたね。こんなことなら丹沢にでも登りに行けばよかった。

というより、実は本当に塔ノ岳にリハビリハイクに行くつもりだったのですが、昨日なにげに『Web標準の教科書』を読んでいるうちに、ついA型の血が騒ぎ始めて、気がつけば自分のサイトのHTMLと格闘中。未明までの作業でそれなりにカタがついたものの、一眠りして目が覚めたらもう山に行くには遅い時刻になっていたというわけです。しかし、「Web標準」というのは必ずしもIE標準ではないのが難しいところで、W3Cの決め事通りにソースを書いていてもWinIEユーザーが見たらレイアウトがおかしくなっているかも知れません。特にサイトのトップページのタイトル画像がちゃんとセンタリングされているかどうか心配なので、明日職場……もとい、どこかのWindows環境から確認してみなくては(←自宅にはWinがないもので)。

それはそれとして、このまま三連休が終わってしまっては山屋のはしくれとしてちょっと悲しいものがあるので、久しぶりに軽くジョギングをしてみました。キロ7分弱くらいの超ゆったりペースで近所の駒場キャンパスの外周をぐるぐる3周=約9キロ。心肺能力的にもスタミナ面でもまだまだ行けそうでしたが、久々のランに太腿の筋肉が少しびっくりしたみたいだったので、ちょうど1時間走ったところで打ち止めにしました。心配していた背中の方も支障なく、これなら今月下旬のフロストバイトロードレース(ハーフ)や3月に予定している恒例の荒川マラソン(フル)も走れそうです。

なお、今日スーパーで買い物をしていて初めて知ったこと。苺の「あまおう」って、てっきり「甘王」のことだと思っていたんですが、売り場の貼り紙には「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字をとったものとの解説が。知りませんでした。

[2007/01/08]

弾初

この連休は、当初の予定では権現岳東稜へ昨年のリベンジに赴くはずでしたが、私もパートナーの現場監督氏も故障が長引いていますし、おまけに中部山岳は荒れ模様ということなのであっさり計画撤回。

というわけで午後、スタジオ「Kraft」でひとり楽器の練習をしてきました。これが今年の弾き初め。キープした2時間のうち1時間をドラム、1時間をベースにあてましたが、なんだか今日はバスドラがしっかり決まるようになっていて気分よし。しかし本業(?)のベースの方はまるでダメ。リズムに乗ってないし音の粒も揃わないしで、ノリとかグルーヴとかいう以前のド初心者レベルの問題です。まあ、コンスタントに練習していないのですから仕方ないか。それでも、ちゃんとしたベースアンプで出すベースの音を身体で感じるのは、やはり楽しいものです。これからも、山に行かない週末は、できるだけスタジオで練習するようにしましょう。

楽器がスタジオなら、クライミングはジム。恵比寿に移動してJ&Sでやはり2時間。こちらもジム初めで、課題的には進歩なしですが、少し指の痛みが減ってきていたのが収穫か?ちなみに有線のBGMは昔なつかしい「ハードロック」(Deep PurpleとかLed Zeppelin とか)が次々に流れていましたが、その中になぜかRushの「Lakeside Park」という、コアなRushファンしか知っていそうにない曲がかかって驚きました。

[2007/01/06]

正月(3)

お正月といえば、三が日のうちに初詣を済ませるのが正しい「日本の正月」。私もご多分に漏れず明治神宮へ……の前に腹ごしらえをすべく訪れたのが、奥沢駅から徒歩30秒の寿司屋「入船」。

入船

ここでF女史は名物の「大トロのあぶり丼」、私は「店主のおまかせ寿司」を注文。

あぶり丼

「あぶり丼」、トロの脂がきらきら輝いてきれい。

おまかせ寿司(1) おまかせ寿司(2)

「おまかせ寿司」は握り10個と巻物1本、だし巻き卵。

お椀

そしてどちらにもお椀がつきます。

「あぶり丼」の方は、根がデリケートな私には脂がちょっとこたえましたが、トロの下には高菜飯が隠れていて意外にさっぱりといただけます。「おまかせ寿司」の方は無論どれも絶品。おいしくいただきました。気になるお値段は、いずれも税込み10,500円。

すっかりお腹一杯になって、目黒経由原宿へ。

臨時ホーム

この時期、原宿駅は参拝客のために臨時ホームを開放しています。

酒樽

山と積まれた酒樽。

整理

整理の警官が入っていましたが、案外スムーズに進めました。

お賽銭

硬貨ばかりというのが、ちょっと寂しい感じ。

お巡りさん

整理のお巡りさんも大変。

神籤

ここのお神籤は「大御心」と称して明治天皇の御歌が書かれていました。

たらちねの親につかへてまめなるが人のまことの始なりけり

そういえば昨年末はたくさんの知人・友人から喪中の連絡をいただきました。幸い自分のところは両親ともいたって元気ですが、できるうちにできる孝行をしておかないとね。

DoCoMo

代々木方面の出口からは、鳥居の向こうにDoCoMoの尖塔が見えます。

なんだかあっという間に正月が終わってしまいました。明日から「日常」が、再び始まります。

[2007/01/03]

正月(2)

チラシお正月といえば、歌舞伎座での芝居見物を楽しむのが正しい「日本の正月」。私もご多分に漏れず歌舞伎座の「寿初春大歌舞伎」初日を観てきました。演目は、新春らしくおめでたい舞踊「松竹梅」、吉右衛門丈渾身の「俊寛」、幸四郎丈の弁慶・梅玉丈の富樫の「勧進帳」、勘三郎丈・玉三郎丈の組み合せによる舞踊「喜撰」。場内が暑すぎてちょっとつらかったりもしましたが、大いに楽しみました。特に「俊寛」での富十郎丈の丹左衛門、「勧進帳」での芝翫丈の義経が良かったかな。

ところで、幕間に売店で買ったのはこちら、星月菩提樹の三玉珠です。効能はボケ除け・足と腰の御守りだそうで、近頃人の名前がすぐに出てこなかったりする自分としてはボケ除けに力点が……じゃなくて!昨年沢登りで腰を傷めて以来、足腰を大事にしなければと思う今日この頃であったのが購入の動機。今年は無難な一年であってほしいと願います。

三玉珠 解説

[2007/01/02]

正月(1)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、お正月といえばお年始で親族打ち揃いおせちをいただくのが正しい「日本の正月」。私もご多分に漏れず実家(川崎市)に帰り、両親・弟一家とともに新年を言祝ぎました。でもってこういうときは毎度子供の天下で、姪っこのレイナ(推定5歳)の仕切りに大人たちも完全服従でしたが、今年は彼女の画才を知ることになりました。まずは、テーブルの向こうに座る私の姿を描いたこちらの絵をご覧下さい。

Portrait of my uncle「Portrait of my uncle(仮題)」(2007年)

うーむ、シュールな。思うにこれは、キリコ風と言ってよいのではないでしょうか。

ヘクトルとアンドロマケ参考:「ヘクトルとアンドロマケ」キリコ

また、レイナ画伯はパソコンを駆使した抽象画も得意。ペイントソフトの使い方をちょっと教えると、以下のような絵を30分程で描き出しました。これ、大人は手も口も一切出していません。

Composition #1「Composition #1(仮題)」(2007年)

これは!モンドリアン風、いや、曲線を多用しているからむしろカンディンスキーか?

コンポジションVIII参考:「コンポジションVIII」カンディンスキー

きっと先々、これらの絵が高く売れる日もくるに違いないと、絵をもらってにこにこ顔で自宅に戻ったのですが(←親バカならぬ伯父バカ)、考えてみると……弱冠5歳にして抽象に走っていて本当にいいのでしょうか?

[2007/01/01]